お待たせしました。
待ってないと思うけど…..
それではいよいよ、今回のファッションウィークにおけるメインの日、出張3日目のレポートを書くとしよう。
まずは午前中に、初日訪問した場所とはまた違う TRANOI ( トラノイ ) の別会場へと向かった。
ホテルからは徒歩20分の場所にあるため、歩きでゆっくり進んでいくと、なんだかそれらしい雰囲気の街並みに景色が変わっていき、さらに歩を進めていくと…..
出ました。この行っただけでも一仕事終えたような気分になる、威風堂々のフェアー会場。
実際目の前にすると、本当に入ってもいいのかな?みたいな気分にすらなる建物である。
そうも言ってはいられないので、勇気を出して入ってみるとしよう。
初日の時と流れはいっしょで、ボディーチェックと手荷物検査を終え、首からバッジをぶら下げ、いざ出陣。
ではその一部をご覧あれ。
TRANOI ( トラノイ ) はフェアーの中でも比較的、洋服のイメージが強いイベントではあるが、シューズもなかなか良い物が揃っている。
以前はこれらの様な有名なブランドの場合、オーダーに必要なミニマムが1店舗のお店が発注するには少々キツイ量だった所が多かったのだが、近年はヨーロッパの不況の影響もあってか、わりと優しいミニマムでオーダーできるように緩和されており、地方の小売店さんなんかも今ならパリへの買付出張がしやすいのではないだろうか。
この会場からさらに徒歩15分程度の所に、さらにまた TRANOI ( トラノイ ) の別会場あるため、足早にここを後にした。
続いての会場は…..
おっしゃれ~。
とっても良い雰囲気。
ここで運命の出会いが待ち受けていた。
1Fの洋服ブランドたちを一通り見終わり、2Fも見てみようと階段を上り右手側に顔を向けると…..
!
!!
!!!
!!!!
カ…カッコいい…
なにこれ~!はじめてみた~!やば~い!こんなブランド知らなかった~!
聞くところによると、我々が来るほんのタッチの差で、あの Beyoncé ( ビヨンセ ) 様がご来場してこのブランドを大人買いならぬ大人オーダーをしていったらしい。
さすがはお目が高い。
我々も世界のトップスターに負けぬよう Beyoncé ( ビヨンセ ) 様と全く同じ物をオーダー。
これでもう TRANOI ( トラノイ ) の会場でやり残したことや、思い残すことはなくなった…..
それでは今回アテンドで同行させて頂いているバイヤーさんと、初日に下見して目を付けていたブランドたちの数入れ ( オーダー ) をするために、再び PREMIERE CLASSE ( プルミエールクラス ) の会場へ。
よくわからんが昔偉い人だったのだろうと思わしき石造を横切り、いよいよプルミエールでのオーダーへ。
その中でも代表的なブランドを1つ紹介したいと思う。
わかるかな~?
わりとファッション雑誌をよく読むという方は、特にご存知であろう。
こちらはイタリアの ALIENINA ( アリエニーナ ) というブランドである。
今日本でも探している女性の方が非常に多く、特に来年の春夏は軽いブームにもなるのではと噂されている、注目のブランドだ。
オールハンドメイドの通称『 ロープバッグ 』と呼ばれる形状は、その一風変わったデザインとは裏腹にコーディネートにも合わせやすく、荷物の許容量も伸縮性と相まり見た目以上に大きいため、デザイン性と機能性を両方兼ね備えた優れものでもある。
デリバリーが早いところも◎
遅くとも来年の2月には日本国内での販売が始まることだろう。
そんなこんなであれよあれよと次々にオーダーをしていき…..
腹が減っては戦はできぬ。
ということでここらで昼食を取ることに。
恐らく今回の旅で一番美味かった料理がこれ。
次の出張でも必ず食べにこよう。
いや~良い景色ですね~。
はい。
オーダーしはじめてからはそっちに集中し過ぎて、あまりここに載せられるような写真を撮っていなかったことに気付いたので、パリの街中で撮った写真で誤魔化しています。
メインとなる3日目が無事に終了した。
もうこれで今回フェアー会場に来る用事はなくなった。
それでは最終日の4日目は何をするのか?
4日目は1日掛けてパリのショールームを巡る。
ショールームはフェアーの会場とはまた打って変わって、独特の雰囲気があり、また誰でも行けるわけではないという特別な場所でもある。
バイヤーさんによってはフェアー会場には立ち寄らず、ショールームだけをひたすらまわっている人も少なくない。
最後のレポートを是非お楽しみに。
この日の夜食べたカルボナーラ。
おいひい。
Premiere Classe
( プルミエールクラス )
https://premiere-classe.com/
TRANOI
( トラノイ )
https://www.tranoi.com/