3月1日の金曜日。
この日より4日間、パリのファッションウィークで、様々な展示会会場やショールームを巡る旅がはじまった。
その模様を、本格的に書き記していこうと思う。
朝 6:00 に起床し、ホテル付近のパン屋さんで調達したフランスパンサンドで腹ごしらえ。
ぶっちゃけ、パリはこんな感じの、そのへんで買ったようなパンが一番美味い。
今回の行動範囲を分かりやすく伝えるために、マップを作成してみた。
赤文字で記した、5つのフェアー会場と、そして各地に点在しているショールームたちを、4日間掛けてまわることとなる。
最寄りの Saint-Denis駅 から地下鉄に乗車し、Concorde駅で降車。
Jardin des Tuileries出口を上って地上に出るとそこには…
まず最初のフェアー会場、PREMIERE CLASSE ( プルミエールクラス ) のお出まし。
ちなみに会場内の雰囲気はこんな感じ。
初日ということもあってか、中は賑わっており、外国人バイヤーだけではなく、日本人のバイヤーやエージェントもたくさん来場していた。
世界中から、およそ300社以上ものブランドが出展しており、それを順に見て回っていくこととなる。
それではごく一部ではあるが、その品々をご覧あれ。
アクセサリーや雑貨は、どこのブースもわりと良い感じ。
バッグもまあまあだったが、靴はちょっとイマイチ。
年々この PREMIERE CLASSE ( プルミエールクラス ) の靴のブースは、魅力を感じなくなってきている。
本当は良い靴のブランドがあれば、また力を入れてやってみたいという気持ちはあるだけに残念。
腹が減っては戦はできぬということで、ブレイクタイム。
パリは、パンに次いでサラダも美味しい。
PREMIERE CLASSE ( プルミエールクラス ) を見てまわった後は、徒歩10分程の距離にある TRANOI LOUVRE ( トラノイ ルーブル ) へ移動。
文字通り、あのルーブルの地下にあるのがこちらの会場。
先程までとは、また一転変わった雰囲気になる。
今回、この TRANOI LOUVRE ( トラノイ ルーブル ) で、初日最も気に掛かったブランドが1つあった。
それがこちらのブランド。
キャンドルのブランド Soohyang ( スヒャン ) 。
匂いが良いのは当たり前なのだが、パッケージや付属品が可愛らしく、店頭のアイキャッチにも映えるため、汎用性が高い。
日本でも、このブランドのファンだという女性が多く、海外で購入して、ご自宅に飾ってあるという人も少なくないはずだ。
まだ今時点では、国内での正規取り扱い店はほとんど無いらしく、数回ほど新宿伊勢丹の本館1Fで、ポップアップストアが開かれた程度なのだとか。
普通に売れそうじゃない?
そして、またまた次の会場へ移動。
観光名所としても有名なヴァンドーム広場に隣接しているフェアー会場。
それがこちらの WOMEN PARIS 。
プルミエールやトラノイに比べると、ややネームバリューでは劣るが、日本人で来場する人が比較的少な目なため、逆に言えば他店と商材が被る率が少なく、且つ稀に掘り出し物も見付かるという、ゲームの隠しダンジョンみたいなフェアー会場。
それでは中の雰囲気をダイジェストでどうぞ。
1時間も掛からずに、全てのブランドを見終えられる程度の広さではあるが、内装はなかなかお洒落。
まだ一回も訪れたことが無いという方は、是非一度覗いてみては如何だろうか。
喉が渇いたのでカフェにて小休止。
柔らかい食感と、程好い塩加減が癖になるパリポテチ。
その気になれば永遠に食べていられる。
そしてこの日は、最後に JIL SANDER ( ジルサンダー ) を訪問。
冷やかしお断りみたいな、この閉鎖感…
はたして中はどんな感じに?
おぉ~。
素晴らしい。
そんなこんなで、出張初日はこれにて終了。
英気を養い、ホテルへ帰路。
2日目にはいったい何が待ち受けているのか。
乞うご期待を。
ヴィンテージハイブランドのストックハウス。
だいたいどれも、定価の 40% ぐらいのプライス。
好きな人には堪らない。